新着詳細
- 2016-03-23
- 壱岐山桜
桜の季節になりました。島内でも壱岐山桜の花がちらほらと咲き始めていますね。
壱岐山桜にはいくつかの品種があり、それぞれ花の色や樹形、また開花時期が異なります。島内のいろんなところで、花が少しずつずれて咲いていくため、長く花を楽しめます。
当店では、壱岐山桜のなかの白翁(ハクオウ)、大谷(オオヤ)、湯ノ香(ユノカ)、栄光(エイコウ)という4つの品種の生産を行っています。その様子を簡単にご紹介したいと思います。
12月ごろに桜の若い穂を採り、接ぎ木の時期まで土の中などで保存します。
これは、台木となる桜です。皮を剥ぐように薄く切れ込みを入れます。
穂は芽が二つつくように切り、下部を斜めにカットし、台木との接合部分の皮を薄く剥ぎ取ります。そして、台木の切れ込み部にはめ込みます。
最後に、接ぎ木用のテープで固定して接ぎ木の作業は終了です。今年は600本ほど接ぎ木しました。
1年前に接ぎ木した苗です。品種により違いはありますが、1年で1m以上にまで成長します。
桜苗の植え込み時期は11月から3月ごろです。当店でも販売しております。